1991年10月19日にオープンして以来、多くの方に愛されている「しながわ水族館」で、2024年2月20日にゴマフアザラシの赤ちゃんが誕生いたしました。


現在は白い毛が抜けて立派なゴマ模様の体になり、スイスイと泳げるようにもなりました。

この記事ではアザラシの赤ちゃんをメインに、これからしながわ水族館へ行く方に向けて、前後編2つの記事で水族館のイベントや生き物達について紹介していきます!

しながわ水族館に行く前にチェックしておくこと

しながわ水族館までの行き方

しながわ水族館へ公共交通機関を使って行く場合は以下の3つがあります。

①京浜急行「大森海岸駅」から徒歩約8分
②JR京浜東北線「大森駅」から北口改札より徒歩約15分
③JR大井町駅から無料送迎バス
※送迎バスの時刻表についてはこちらのURLをご覧ください。
https://www.aquarium.gr.jp/access_bus

筆者はどの行き方もやりましたが、無料送迎バスは時期によっては1時間に1本しか運行がない日もあるので、行きは無料送迎バスの時間が合わなそうなら電車がおすすめです!
大森駅からも歩く距離はありますが、道は分かりやすいので迷う心配は無さそうです。

また帰りは無料送迎バスの時間に合わせて帰れば、乗り換えなしで大井町駅まで出られるので、大井町駅から帰りやすい方は帰りのバスの時刻
に合わせてスケジュールを組むのもよさそうです。

しながわ水族館には駐車場もあるので、車で来ることも可能です。駐車場から水族館までは体感2、3分くらいの距離でした。
駐車場は停められる車の台数が限られているので土・日祝日は早い時間で満車になってしまうこともあるので、電車等の公共の交通機関のご利用がおすすめです。
駐車場料金:普通車:200円(20分間につき)
車での行き方や駐車場に関してはこちらのURLをご確認ください。
https://www.aquarium.gr.jp/access_car

有料イベントの参加券

しながわ水族館では飼育スタッフさんに水族館のバックヤードを解説つきで案内してもらえる「裏側潜入ツアー」や、大人気のアザラシやカワウソにエサがあげられる有料の体験イベントがあります。

イベントは定員が決まっていて、ネットで2週間先までの参加券が購入可能です。
当日定員に空きがあれば水族館内の受付カウンターでも参加券を販売していますが、事前に行く日にちが決まっていて、絶対に参加したい有料イベントがある方は事前に参加券を購入しておくのがおすすめです!

有料イベントについてはこちらのURLをご確認ください。
https://www.aquarium.gr.jp/event-lineup#event

さっそく取材開始!

しながわ水族館はしながわ区民公園の中にあるため、公園への入口はこちらの大きなイルカを目印に向かって下さい!

公園内を少し歩いて水族館へ向かいますが、途中には季節を感じられる花もあり、取材をした際には少し葉桜にはなっていましたが桜も見られました。四季折々の公園の自然も楽しめますね。

チケットは事前にネットでも購入が可能です!
ご購入はこちら:https://www.asoview.com/channel/tickets/tQu720Y4bE/?utm_source=ticket_direct
※各種障碍者手帳、サンシャイン水族館のアクアリウムクラブ会員証や年間パスポート、品川区民・品川区在勤・在学者などの割引を使用される方は当日窓口にてチケットを購入してください。その際品川区民・品川区在勤・在学者は住所が確認出来る全員分の証明書をお忘れなく。

また4月19日から5月19日までの期間限定でセブンチケットにて、アザラシの赤ちゃんのブロマイド付き前売券が販売中です!

ブロマイドは全3種類から好きなものを選ぶことが出来ます。
料金は大人(高校生以上) 1,700円、小中学生 950円、幼児(4歳以上) 650円と、少しだけ値段が上がりますがここでしか手に入らない赤ちゃんの可愛いブロマイドをぜひゲットしてみてください!

入館してすぐの1階エリア

水族館に入ってすぐにある水槽は、川の魚や東京湾の環境をイメージした展示となっています。水族館と聞くと魚のイメージが強いかと思いますが、この水槽にはカルガモが暮らしています!


こちらのカルガモは怪我していたところを保護されて、それ以降しながわ水族館で暮らしています。カルガモがよく休んでいる場所は、展示面から近い位置のため、思った以上に間近でカルガモを観察することも出来ます。


こちらは品川の海岸地域をイメージした水槽です。身近な東京湾にどのような魚が暮らしているのか観察ができます!水槽内にはクロダイなど有名な魚もいるので、ぜひ知っている魚がいないか探してみて下さい!

歩く姿が可愛すぎる!マゼランペンギン

よちよちと歩く姿が可愛らしいペンギンは水族館の人気者ですよね!しながわ水族館ではマゼランペンギンを見ることができます。

こちらがマゼランペンギンです。
姿が似ているペンギンとして、葛西臨海水族園などで見られる「フンボルトペンギン」やサンシャイン水族館などで見られる「ケープペンギン」がいます。
最初はなかなか見分けがつきにくいかもしれないですが、マゼランペンギンの1番分かりやすい特徴として、首から胸のあたりにある2本の黒い線の模様が挙げられます。


左はしながわ水族館のマゼランペンギン、右はサンシャイン水族館のケープペンギンです。ちなみにフンボルトペンギンはケープペンギンと同様に黒い模様は1本です。

また、しながわ水族館のマゼランペンギンは泳いでいる姿や陸場で過ごす姿を間近で観察できます。そのため、ぜひ体の特徴としてもう1つ見て欲しいポイントを紹介します、それが「足(脚)」です。

キャラクターで描かれるペンギンは黄色の足をしているイメージがあり、私も「ペンギン=黄色の足」というイメージがありましたが…実際にマゼランペンギンの足をよく観察すると、黄色ではなく黒とピンクでした!
近い距離でじっくり観察できるかは…マゼランペンギン達次第ですが、近くにペンギンが来た時は体の様々な部分に注目してみて下さい!

もし気になるマゼランペンギンがいる時は、ペンギンの翼についているバンドの色と通路下の展示パネルを照らし合わせてみて下さい!

バンドの色からそれぞれの愛称や生年月日を知ることができます。
名前の由来も一緒に書かれています。

1羽だけ子供のペンギンがいる


飼育スタッフさんから魚を貰おうと集まるペンギンの中に、1羽だけ模様が違うペンギンがいます。

こちらは2023年5月23日に産まれた「スイ」という名前のマゼランペンギンで、まだ生後1年もたっていない子供(亜成鳥)のペンギンです。

マゼランペンギンのヒナはふわふわの綿羽が抜けると亜成鳥と呼ばれるグレーの模様になり、そこから初めての羽の生え換わり(換羽)を迎えると大人(成鳥)と同じ白黒の模様に生え変わります。
スイも羽の生え換わりを迎えたら白黒模様になるので、この姿の「スイ」が見られるのもあと少し…ぜひ皆さんもぜひスイに会いに行ってください!

ジャンプの名人で水族館の人気者!バンドウイルカ

しながわ水族館といえばロゴにもなっているイルカが特に人気で、ショーの回数も一番多い生き物になります。

豪快に水しぶきを飛ばしてくれるイルカショーは平日でも座って見られる席はほぼ満席になっていました。ショーを見たい方は早いうちからイルカスタジアムへ向かいましょう!※席の場所によっては水しぶきがかかる場合もあるため、ご注意ください。

取材の日にショーに登場してくれたバンドウイルカはこちらの4頭!

少し怖がりだけど元気いっぱい!「ティナ」

お客さんの視線は私のものよ!ドラマにも出演したことがある目立ちたがり屋な肝っ玉母さん「バニラ」

令和産まれで元気いっぱいな一番の若手!母バニラとの息ピッタリなジャンプに注目なバニラの息子「ミント」

ジャンプの時は豪快な水しぶきにご注意を!しながわ水族館で1番のハイジャンパー!「ホップ」

どのイルカが登場するかはお楽しみ!4頭それぞれ得意な種目も違うので、ぜひ何回か見て欲しいです。
ちなみに筆者たちは立ち見の位置から撮影をしていますので、写真を撮りたい方には立ち見もおすすめです。

芸達者な倒立の達人!アシカたち

アシカといえば倒立などバランス種目の達人ですが、しながわ水族館では2種類のアシカの仲間がパフォーマンスを披露してくれています。

私たちが取材に行った際に登場してくれたのはオタリアのメスの「ミリア」!

礼儀正しく飼育スタッフさんと一緒に礼や拍手も出来ます!

自慢のバランス種目として倒立をしながらボールを運んだり、バスケットボールのゴールにシュートもきめてくれました。

最後は飼育スタッフさんと息ピッタリな輪投げを披露して、仲良く並んでお客さんたちにバイバイ!

平日のアシカショーは1日1回のみで、この日は会うことが出来ませんでしたがミナミアメリカオットセイのメスの「ルル」もパフォーマンスに登場することもあります。

同じアシカの仲間でも、オタリアとミナミアメリカオットセイでは見た目に違いがあるので、ぜひそんな違いにも注目してみてください。

癒しと驚きのギャップNo.1!愛されムチムチボディのゴマフアザラシ

今赤ちゃんも生まれて話題のゴマフアザラシです!しかし現在アザラシ館には母親のふぶきと赤ちゃんは暮らしておらず、様々なパフォーマンスをしてくれるベテランのアザラシが4頭暮らしています。

ただしアザラシたちはマイペースなところも多く、ショーに出て来てくれるかはアザラシ次第です。

色白美人でベテランの風格漂うパフォーマンスの「あすか」

飼育スタッフさんが大好きで呼ばれたらすぐに出てくる!ゴマ模様の美しさNo.1「さくら」

SNS用の写真は任せて!しながわ水族館の映え担当「はなこ」

ショーに出るかは気分次第?おっとりとしたおばあちゃんアザラシの「こはる」
※こはるは取材時ショーには出て来なかったので、宣材写真をお借りしています。

こちらの4頭がショーで活躍しますが、取材時にこはるが出て来なかったように中には出て来ないこともあります。
そんなマイペースなアザラシ達は鼻息を使って楽器を演奏したり、飼育スタッフさんがアザラシたちの体を解説してくれたりします。
そして1番の見せ場が…

このダイナミックなジャンプ!

私も数年前初めてしながわ水族館に来た際に衝撃を受けましたが、おっとりしているアザラシですが勢いよくジャンプも出来ます!


最後はSNSに載せたくなっちゃうような、しながわ水族館のマスコットキャラクター「しなフィン」をはなこに持ってもらっての撮影タイム!
ぜひ可愛い写真が撮れたらSNSに投稿してみてください。

またアザラシ館の階段を降りていくと、先ほどまでショーを見せてくれていたアザラシ達を今度は下から見る事も出来ます。

館内の水槽にも注目!ウミガメも泳ぐトンネル水槽

ここまではショーで活躍する海獣をメインに紹介しましたが、館内には多数の水槽があります。なかでも注目なのが頭上を魚たちが泳ぐトンネル水槽です。

しながわ水族館はドラマのロケ地にもなったこともあり、その際にも登場した水槽でエイやウミガメなども泳いでいる水槽です。
またここで行われる「水中ショー」では、解説を担当する飼育スタッフさんと水槽内のダイバーさんが生き物達について紹介してくれます。

特に勉強になったのがウミガメのオスとメスの見分け方です。言われてから見たら、素人の私でもオスとメスの違いがわかりました!

しながわ水族館のフォトスポット!ミズクラゲと写真を撮ろう


しながわ水族館のなかで筆者が特におすすめのフォトスポットがこちらのミズクラゲの水槽です。
ここは水槽の後ろ側に立つとライトがつくので、ミズクラゲと一緒に素敵な写真が撮れます。

カラフルで可愛い!ウミウシたち


クラゲの先には熱帯魚たちが暮らしているカラフルな水槽がありますが、ぜひこの水槽の近くにある小さな水槽にも注目してください。

ここにはカラフルで可愛いウミウシ達が展示されています。ウミウシは色や模様にちなんだ名前のものも多く、写真のウミウシは「アオウミウシ」といいます。

実は私が初めてウミウシを見たのがしながわ水族館でした。関東近県だと展示している水族館も限られているので、ぜひ足を止めてじっくり観察してみてください。

しながわ水族館で今1番の注目の的!ゴマフアザラシの赤ちゃん

館内地下1階にあるのが、ゴマフアザラシの赤ちゃんと母親のふぶきが暮らしている水槽です。

私たちが取材に行った際には白い毛は抜けて立派なゴマ模様の姿で、なんと泳ぎまで披露してくれました!

左が赤ちゃん、右が母親のふぶきです。母親のふぶきと大きさを比較すると、まだまだ小さいのがよく分かります。


赤ちゃんは飼育スタッフさんが大好きなのか、ドア付近で待っていたり、時には抱っこで移動することも。
まだ名前が決まっていない赤ちゃんですが、現在水族館では赤ちゃんの名前の投票イベントが行われています!

ぜひ期間中にしながわ水族館に行く方は投票してみてください。

また後編ではアザラシの赤ちゃんについて、飼育スタッフさんに質問した回答も紹介予定ですのでお楽しみに!

やんちゃ過ぎる姉妹のコツメカワウソ!

有料イベントのえさやり体験は売り切れになることもある大人気の生き物が「コツメカワウソ」です。

しながわ水族館では、2024年2月21日からサンシャイン水族館生まれの姉妹のカワウソ「ひまり」と「あいり」が展示されております。

ひまり


あいり

ちなみにひまりとあいりの見分け方のポイントは
ひまり→耳がぴょこっと立っていて、鼻がピンク、顔はシュっとしたシャープな顔立ち、口の下に黒っぽい模様がある
あいり→耳は顔に沿うようにピタッとしていて丸顔

動いているとなかなか見えにくいかもしれないですが、ぜひ違いにも注目してみてください。

カワウソは社会性のある生き物で、群れで協力したり鳴き声でコミュニケーションを取ったりします。
そんなカワウソの色んな面を引き出すために、飼育スタッフさんたちは「フィーダー」と呼ばれる装置を展示にいれています。カワウソが中身をどのようにして取り出すか、ぜひご覧ください!(※フィーダーは不定期にいれられます)

仲良し姉妹でもこの時はライバル!カワウソえさやり体験

16時からは有料イベントのえさやり体験があります。時間が近づくとカワウソたちもそわそわしていて、時には陸場に立ってアクリル面に前肢をつけて待っていることも。

カワウソの手のひらをこんな間近でじっくりと観察できます。


えさやり体験はエサをいれた筒を上から下ろしていき、筒の穴に前肢を入れてカワウソがエサを取る様子を間近で見られるのですが、気が早いとこんな風にまだエサが来ていないのに前肢を入れて待っていることも。

エサを取ろうとするカワウソ達を間近で見られるイベントなので、ぜひ興味がある方は参加してみてください!

しながわ水族館からサンシャイン水族館へ引っ越した「ニコ」の今

ひまりとあいりが引っ越してくる前は「ニコ」というカワウソがこちらの展示に暮らしていました。
現在ニコはサンシャイン水族館のバックヤードで暮らしていて、姿を展示で見ることは出来ませんが、しながわ水族館でのニコを知っている方や、ニコのファンの方にニコの引っ越し後の様子をお伝えできたらと思い、サンシャイン水族館にご協力をいただきました。

こちらの写真撮影の現場では、飼育スタッフさんがニコに声掛けをし、ニコはたびたびカメラに目線を向けていて、飼育スタッフさんの愛とニコと飼育スタッフさんの信頼関係がある様子が見られる撮影だったようで、しながわ水族館から引っ越した後もニコは元気なようです。

ぜひ今後はサンシャイン水族館に引っ越したニコはもちろん、新たにしながわ水族館でカワウソの様々な魅力を見せてくれるひまりとあいりも応援していきたいですね

期間限定で開催中!特別展「カイつまんで、ヒモときます。~しな水の貝展~」

ちょうどカワウソ達の水槽の正面のエリアでは特別展「カイつまんで、ヒモときます。~しな水の貝展~」(以下、しな水の貝展)が開催中です!

開催期間:2024年3月20日(水・祝)~2024年5月6日(月・振)
しな水の貝展開催中は館内でスタンプラリーも開催しております。

展示内には潮干狩りでお馴染みのアサリや、お吸い物などで食べたことがある方も多いハマグリなど、私たちがよく知っている貝から初めて見る貝まで…とにかく貝づくしのイベントです!

その中でも特に面白いのが、ホンビノスガイを使った「貝合わせ」のコーナーです。

貝合わせとは平安時代から伝わる遊びで、ピタリとはまる貝同士のペアを合わせていく神経衰弱のようなゲームです。

分かりやすいように正解のペアには手書きの同じイラストも描いてあるので、ぜひ合わせられるか挑戦してみてください
こちらのイベントは5月6日までの開催なので、気になる方は期間中にしながわ水族館へ行きましょう!

あとがき

しながわ水族館について紹介をしていきましたがいかがでしょうか?
イルカ、アシカ、アザラシなどの芸達者な生き物達のショーから見ているだけで癒されるクラゲや魚たちなどの水槽、更に東京湾を覗いているようなここでしか見られない水槽まで、楽しめる展示が盛りだくさんです!

次回の記事ではしながわ水族館の生き物達について飼育スタッフさんに質問した内容を紹介するので、お楽しみに!

しながわ水族館 概要

公式サイト:https://www.aquarium.gr.jp/
公式X(旧名:Twitter):https://twitter.com/Shinagawa_Aqua