日本人の10人に1人いると言われている過敏性腸症候群(IBS)。
過敏性腸症候群とは、主にストレスにより腹痛や下痢、ガスが溜まりやすい、便秘などを慢性的に繰り返す症状です。生死に関わる病気ではありませんが、日常生活に支障が出てしまい悩み続ける方もいます。

そこで過敏性腸症候群や、お腹が痛くなりやすいという方に是非知っていただきたいのが株式会社SUNAO製薬と株式会社グッテの共同開発により生まれた『FODUP(フォドアップ)』というプロテインです。
今回は、株式会社SUNAO製薬の廣澤直也社長に直接聞いた開発経緯なども交えて『FODUP』をご紹介します。

『FODUP』とは

『FODUP』は“日本初の低FODMAP食認定食品”のプロテインです。
FODMAP(フォドマップ)とは、お腹に吸収されにくい発酵性の糖質の総称であり、そのFODMAPを抑えた食品や食事法を「低FODMAP食」といいます。特に欧米などでは過敏性腸症候群の方には生活習慣の改善とともにこの「低FODMAP食」が医療機関で推奨されることが多く、日本でも注目を集めています。

『FODUP』は、そんな低FODMAP食のプロテインであり、世界的研究機関であるオーストラリアの名門校・Monash大学の認証を日本で初めて取得した凄い食品なんです。
運動時や朝食代わりに飲むだけで、手軽に「低FODMAP食」を取り入れることができます。

廣澤社長に取材！『FODUP』の開発経緯

株式会社SUNAO製薬 廣澤直也社長

――『FODUP』を開発したきっかけを教えてください。
2年半程前に、とあるイベントで隣のブースだった株式会社グッテの宮﨑さんと出会ったのが開発のきっかけになります。宮﨑さんはアメリカで栄養学の研究や臨床にも携わった方で、潰瘍性大腸炎・クローン病患者向けの【Gコミュニティ】というオンラインコミュニティを運営していると聞いたんです。その時「過敏性腸症候群」を知ったんですが、すごく大変な生活をされているなと驚きましたね。「それはなんとかしないと！」と話し合い、製薬会社と専門家の力をかけ合わせていい商品を開発しようと思いました。

――プロテインにした理由はなんでしょうか。
最初は野菜スープなどを想定してましたが、やはりタンパク質が不足しがちだということで、プロテインになりました。Gコミュニティに参加されている患者さんにも味見していただいたり、色々と試行錯誤しました。
それから、過敏性腸症候群は特に女性の方に多いので、パッケージにもこだわりました。ギラギラしたプロテインだと部屋に置きにくいですよね(笑)

――特に苦労したことなどはありますか？
『FODUP』は「低FODMAP食」の研究が行われているオーストラリアのMonash大学の認証を日本で初めて取得した食品なんですけど、この認証を取得するということが結構大変だったんですよ。何故かって言うと、全て英語ですからね(笑)
また新型コロナウイルスの影響で輸出が制限されていた時期とも重なり、検査のための輸出に時間がかかったこともありました。

そんなこんなで発売までに2年半近くかかってしまい、今年2022年4月にクラウドファンディングサービスのMakuakeさんで商品をローンチしてとても好評でした。やはりお腹の悩みを抱えている方がこれだけ多いんだな、と改めて知ることが出来ましたね。そうして7月からは一般販売がスタートしました。弊社のECショップ「すなお食堂 本店」で購入できるほか、楽天市場、Amazon、Yahoo!にも出品してます。

――『FODUP』の強みを教えてください。
先ほども言ったように、日本で初めての低FODMAP食の認証が取得できたことですね。それから、使用している原材料がとてもシンプルでして「WPIプロテイン」、「モリンガ」、「黒糖」、「ココア」の4つのみで作られています。添加物を一切使用してません。患者さんにもご意見をいただき、無添加でおいしいものを追求しました。現在はココア味のみですが、他の味も開発中です。

原材料の「モリンガ」とは、栄養素が90種類以上も含まれている最近注目のスーパーフードなんですが、『FODUP』に使用しているモリンガは、介護福祉事業会社を経営する友人に提供して頂いたものです。これは、施設に入居しているご年配の方に「生きがい」を感じてほしいという思いで始まったアグリ事業で栽培して頂いているものなんです。
実は『FODUP』という商品名もGコミュニティの患者さんの提案によるものなんですよ。『FODUP』はサポートしてくださった色んな方々の思いがたくさん込もった商品になりました。

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ご協力ありがとうございました！
『FODUP』が過敏性腸症候群の方のことをよく考えて開発されたことがわかりました。
周囲に言いにくく密かにお悩みを抱えている方も多いと思いますが、このような「低FODMAP食」が広まることによって、過敏性腸症候群への理解が深まっていけば良いと思います。
気になった方は是非チェックしてみてくださいね。

株式会社SUNAO製薬
https://sunao-seiyaku.com/
すなお食堂　本店
https://sunao831.com/
株式会社グッテ
https://goodte.jp/