まるで本物のお花のように繊細で可愛らしいこちらのアクセサリーは23時のミミズクさんの作品です。

ミニチュアフード作品などでよく見かける樹脂粘土は乾燥するとなめらかで美しく強度があり、ハンドメイドではとても人気が高いですよね。今回は、そんな樹脂粘土を使ったお花モチーフのアクセサリー作家・23時のミミズクさんの作家インタビューとアクセサリー作品をご紹介します♪

作家インタビュー

 ――樹脂粘土で花モチーフアクセサリーを作ろうとしたきっかけはなんですか?

23時のミミズクさん:友達とハンドメイド市を訪れた際に本物そっくりなパンジーのピアスに一目惚れをし、それが紙でできていると知って衝撃を受けました。それから数年後、コロナ自粛で暇を持て余していたのであの時のパンジーを真似して作ってみようと、紙で作り始めたのがお花アクセサリーの始まりです。
試行錯誤の末、なんとかビオラのピアスだけは作れるようになったのですが、他のお花になると膨らみのある花弁がどうしても作れなくて…。そこで目をつけたのが粘土でした。以来、徐々に作れるお花の種類が増えていき現在に至ります。

 ――デザインをする時はテーマなど決めていますか?

23時のミミズクさん:「季節のお花シリーズ」という名前で旬のお花をテーマにしたリアルで可愛いアクセサリーを作っています。技術を磨くために挑戦しているので失敗も多々あります。5月に作ったカーネーションは散々たるものでした。あとは私自身がお花やリボン、フリルといったガーリーでクラシカルなテイストが好きなので、自分が欲しいものを自由に制作しています。

 ――樹脂粘土ならではの魅力とは

23時のミミズクさん:自由度の高いところでしょうか。フェイクスイーツ、クレイフラワーなど様々なジャンルがあるとおり、どんなものでも作れてしまうところが樹脂粘土の魅力です。粘土は種類も豊富で仕上がりの質感も様々です。着色も出来るので可能性は無限です。子どもの頃に図工で触ったくらいの方が多いと思いますが、大人になってからこねる粘土はとっても楽しいですよ。


▲一枚一枚制作されている紫陽花の花弁


▲丁寧に着色された朝顔の花

 ――作品作りにおいて、特にこだわっているところは何ですか?

23時のミミズクさん:こだわりは特にないのですが、強いて言えば色です。季節のお花を作る時は可能な限り本物を見て作るようにしています。手に入らない場合は、ネットから画像や図鑑などで資料を集めて作るようにしています。ミニバラの時も色の組み合わせにはこだわって、イメージ通りの作品が完成した時は嬉しいです。

 ――アクセサリーを手に取った方に感じ取って欲しいこと、伝えたいことはなんですか?

23時のミミズクさん:殆どのお花は花弁を一枚一枚、型を使わずに手で制作しています。繊細でハンドメイドならではの不揃いを楽しんで頂きたいです。私の作る作品は流行りのシンプルな細みのアクセサリーとは異なり、お花にリボンにと可愛いテイストが全面に出ています。季節のお花も個性的なものが多いですね。
もし作品を気に入ってくださったのなら、年齢や自身のイメージなどに囚われることなく素直に自分の好きを身につけてオシャレを楽しんで頂きたいです!

 ――今後挑戦してみたいことはありますか?

23時のミミズクさん:樹脂粘土×レジン、樹脂粘土×プラ板などで作品の幅を広げていきたいです。絵を描くことも好きなので、何かの形で粘土作品に絡めていけたらと思っています。とは言え、樹脂粘土だけの今ですら失敗の連続なので…それでも支えてくれる家族やSNSを通じていつも見てくださるフォロワーさんのおかげで日々楽しみながら制作が出来ています。
この恵まれた環境に感謝しながら、これからも頑張っていきたいと思います。

23時のミミズクさんの作品




23時のミミズクさんの作品を是非チェックしてみてくださいね♪

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