▲ポーセリンアート作家・Merriepさんの作品

「ポーセリンアート(ポーセラーツ)」というハンドクラフトをご存知でしょうか?
ポーセリンアートとは、磁器の食器やガラス製品に専用の絵の具や転写紙(色や絵柄が印刷されたシール状のフィルム)で装飾し電気炉で焼き付けることにより、自分だけの食器や小物を作ることができるアートです。

今回は、ポーセリンアート作家として活動するMerriep(メリープ)さんの作品と作家インタビューをお届けします。

作家インタビュー

 ―― ポーセリンアートを始めたきっかけ

Merriepさん:陶芸を含む食器作りに関心があり、ポーセリンアートにより可愛らしいオリジナル食器を作れることを知りました。その後、子供を出産して自分らしく過ごせる時間がなかったときに、趣味の時間を持ちたい・お教室の先生や通っている生徒さん達と楽しい時間を過ごしたいと思い、ポーセリンアートを習い始めました。

 ―― ポーセリンアートの魅力はなんですか?

Merriepさん:磁器・ガラス製品は私たちの暮らしに欠かせないものです。それを自分自身で好きなデザインにすることができる、暮らしを自分らしく彩ることができるというのが最大の魅力だと思います。転写紙にはキュート・エレガント・モダンなど、様々な絵柄のものが数多く販売されており、どなたでも必ず好きなデザインが見つかるはずです。例え同じ転写紙を使ったとしても、作る人によって個性が出る点もとても面白いです。

 ―― どのようなコンセプトを基に作品作りをなさっていますか?

Merriepさん:「主張しすぎない大人の可愛さ」と「お気に入りのものに囲まれて暮らしたい」がコンセプトです。ボタニカルや小鳥、くすみカラーの転写紙を使い、毎日使う食器や小物にさりげない可愛さを添えています。

オーダー作品では、お客様のご要望をしっかりと伺いながらイメージや雰囲気を形にし、とことんこだわった逸品をお作りしています。結婚・出産のお祝いや記念品の制作時には、転写紙をカットする機械を使ってロゴマークやお名前、日付入れを行っています。


▲オリジナルのデータで作った飛行機モチーフの出産祝い品

 ―― ポーセリンアートは初心者の方でもできますか?

Merriepさん:食器にシールを貼る感覚で始められるので、器用さに自信がない方でも大丈夫です!また、凝った装飾になると高度な技術が必要となり、経験に応じて幅広く楽しめるハンドクラフトだと思います。


▲機械で転写紙をカット


▲転写紙をお皿に貼り付けて作ります


▲異なる種類の転写紙を組み合わせてデザインすることも

 ―― 作品を手に取った方に感じてほしいこと

Merriepさん:世界にひとつだけという特別感と、磁器やガラスならではの高級感をお楽しみ頂きたいです。ぜひ毎日お使いください!お気に入りのものをお使い頂くことで、お仕事や家事が少しでも楽しくなりますように。

 ―― 今後挑戦してみたいこと

Merriepさん:ご興味を持ってくださる方がいらっしゃるか不安な気持ちもありますが、作品数が増えたらハンドメイドイベントに出店してみたいです。また、ポーセリンアートの自宅教室開講と、小規模ワークショップの開催も目標としています。息子が在園している幼稚園で、卒園記念品製作をしてみたいです♪

Merriepさんの作品ギャラリー






「主張しすぎない大人の可愛さ」というコンセプトだけあり、優しい色合いと落ち着いたエレガントさが特徴的なMerriepさんの作品たち。
日常品からお祝いの品までオーダーメイドにも対応されていますよ♪気になった方は是非チェックしてみてくださいね。

・Merriep作品販売(minnne)
 https://minne.com/@merriep
・Twitter
 https://twitter.com/merriep_porce