どこかノスタルジックさを感じるアクセサリー。こちらの作品はmignardises(ミニャルディーズ)・銘仙ゆらぎさんの作品です。
銘仙ゆらぎさんの作るアクセサリーは自身のイラストをレジンやアクリル等で加工したもので、ゴシックやレトロなモチーフが多いながらも手描きの温かみを感じられる繊細なデザインが特徴です。
今回は、銘仙ゆらぎさんの作家インタビューをお届けします。

作家インタビュー

 ――ハンドメイドを始めたきっかけを教えてください。

銘仙ゆらぎさん:SNSやインターネットで素敵なハンドメイド作品を見る機会が増え、自分もハンドメイド作品を作りたい!という気持ちが湧いたのがきっかけです。そしてハンドメイド作品を作るにあたり、一番長いこと培ってきたイラストを描く技術を活かせないかと考えたんです。その結果、イラストをアクセサリーにするという方法を思いつき制作を始めました。

 ――どのようなコンセプトを基に作品づくりをなさっていますか?

銘仙ゆらぎさん:私の中でのテーマのひとつが「どこか懐かしく、童話のような可愛さを。」というものです。自分の画風がどこか童話の挿絵を思わせるタッチだと思っていますので、それを活かしたい気持ちが強いですね。
アンティーク、ゴシック、大正浪漫、和レトロ…とにかく自分の好きを表現することを考えています。

 ――アクセサリーを制作する中で、特にどの部分に力を入れていますか?

銘仙ゆらぎさん:特に力を入れている部分は「イラストの表現の自由さをアクセサリーに活かす」ということです。イラストは素材に縛られず、自分の思うがままを表現出来るので、そこが1番の長所であると考えています。

 ――ハンドメイド以外に、イラストで何かご活動をなさってますか?

銘仙ゆらぎさん:最近「ハンドメイド作家さんの作品を擬人化してイラスト集を作る」という企画を立てたんです。ハンドメイド作品とイラストのコラボをしたいなと思いどうすればいいかと考え、作品を擬人化してイラストにすればいいのではないかと思いつきました。たくさんの素敵な作家さんにご参加頂いており、今からイラスト集の完成が楽しみです。

 ――作品を手に取った方に、感じてほしいことはなんでしょうか。

銘仙ゆらぎさん:一番感じて欲しいことは“繊細さ”です。アクセサリーにするにあたり、イラストが縮小されるという欠点がありますが、それでも細部まで絵を描き込むことをしています。例えば蝶のアクセサリーであれば翅脈までちゃんと描きこんであります。注射器のアクセサリーは、裏と表で目盛り位置が反転するように作ってあったり「気にしなければ分からない」部分まで気をつけています。

 ――今後挑戦してみたいことはありますか?

銘仙ゆらぎさん:イラスト×アクセサリーの世界を広げていきたいです。イラストだからこそ出来るアクセサリーを考えていくのは勿論、ハンドメイド作品とイラストのコラボレーションを広めていきたい気持ちがあります。ハンドメイド作家さん達の中にはイラスト好きな方もいらっしゃいますし、もっと双方垣根が無い交流が出来たらいいなと考えています。

銘仙ゆらぎさんの作品




童話の挿絵のようなタッチで描かれる繊細なイラストからアクセサリーへと変身した銘仙ゆらぎさんの作品は、飾っておくだけでもインテリアのようになりそうです。
ゴシックやレトロなモチーフがお好きな方は銘仙ゆらぎさんの作品をチェックしてみてくださいね♪

◆mignardises
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