サンシャイン水族館では1月13日から3月12日まで深海生物をメインにしたイベント「ゾクゾク深海生物2023」が開催中です!
深海生物をメインにしたイベントはサンシャイン水族館で毎年開催されている人気イベントで、年間パスポートを持っているライター「ハク」も「今年はどんな内容だろう」と、毎年非常に楽しみにしているイベントです。

そんな期待を裏切らない内容が豊富な「ゾクゾク深海生物2023」について、実際に筆者たちが体験した内容も合わせて紹介していきます。

館内に入ったら忘れずに!クイズラリー「調査ファイルを復旧せよ」


館内に入ってすぐに置いてあるのがクイズラリー「調査ファイルを復旧せよ」の用紙です。
このクイズラリーは館内の決められた箇所にあるヒントを元に調査ミッションを進めていきます。

全てのミッションをクリアした用紙を水族館の出口でスタッフさんに渡すと、オリジナルのクリアカードがゲット出来ます!
クリアカードのデザインは前期(1/13(金)~2/19(日))と後期(2/20(月)~3/12(日))で異なるデザインになります。更に前期と後期の2種類のカードを重ねると特別な絵柄が浮かび上がります!

館内にある深海生物たちが暮らす「冷たい海」水槽もゾクゾク深海生物2023仕様に!

館内1階にあるゾウギンザメなどの深海生物たちが暮らす「冷たい海」水槽も、ゾクゾク深海生物2023で描かれた可愛い深海生物のイラストで飾られております!

実はサンシャイン水族館は今回のヨコヅナイワシの展示以外にも様々な深海生物のニュースを発信してきた水族館なんです!

メンダコの国内最長展示記録を保持

メンダコはゾクゾク深海生物2023のイベント内のイラストでも愛らしい姿で描かれており、見た目からも非常に人気の高い深海生物です。
そんなメンダコの国内の最長展示記録は昨年サンシャイン水族館で展示していた個体が記録した76日間なんです。

残念ながら最長展示記録を更新したメンダコは既に亡くなっており、メンダコ自体の展示も標本のみとなっております。

動くメンダコを直接見る事は出来ませんが、サンシャイン水族館のYouTubeチャンネルには、4Kで撮影したメンダコの動画が公開されているので、ぜひ動画で可愛いメンダコの姿を堪能してみて下さい!

また深海採集次第にはなりますが、運が良ければメンダコの展示があるかもしれません。

日本初の孵化に成功したゾウギンザメ


まるでゾウの鼻のような長い口先が名前の由来にもなっている「ゾウギンザメ」はまだまだ謎が多い深海生物です。
実はゾウギンザメのDNAを調べたところ、その成長のスピードは生きる化石と呼ばれる「シーラカンス」よりも進化速度が遅いことが分かっています。

そんなゾウギンザメですが、日本国内で初めて卵からの孵化に成功したのがサンシャイン水族館なんです!


産まれたゾウギンザメの仔は現在バックヤードで暮らしているので会うことは出来ません。

またこの時に産卵をした卵はメスのゾウギンザメが過去の交尾で受精したままサンシャイン水族館にやって来た可能性が高いとされており、サンシャイン水族館では引き続き水槽内での自然繁殖に向けてゾウギンザメ達と日々向き合っております。

何度も撮影しているゾウギンザメのおすすめ撮影ポイントなんですが、水槽の上の方を泳ぐゾウギンザメを下から撮影するとゾウギンザメが笑っているように見える写真が撮れるのでおすすめです!

館内2階には貴重な深海生物たちの標本が展示!

階段を上がった2階には、アロワナなど川の魚たち、カエルやトカゲなどの両生類・爬虫類たち、国内での繁殖の成功は2例目のバイカルアザラシたちが展示されていますが、一部のエリアではゾクゾク深海生物2023に合わせた標本の展示があります。


バイカルアザラシ達の水槽の近くには、テレビ番組で生きたまま捕獲されたことで一時期話題にもなった深海サメ「ラブカ」の標本が展示されています。
特に注目して欲しいのがラブカの歯です!標本だからこそ、噛まれる心配もなくじっくりと歯を観察できます。
サメといえば鋭い歯を持っているイメージがあるかと思いますが、ラブカの歯は鋭いだけではなく、かえしのような形状になっているので一度噛んだら逃がさない構造になっています。

今年の目玉は世界で7例目の貴重な深海魚「ヨコヅナイワシ」の冷凍標本の展示

今年の開催の最大の目玉は世界で7例目の捕獲で、更に冷凍標本での展示は日本初の「ヨコヅナイワシ」の展示です。

「ヨコヅナイワシ」という名前が聞き慣れない方もいらっしゃるかと思いますが、「ヨコヅナイワシ」は2016年に発見され、当初はセキトリイワシ科の魚かと思われていましたが、一般的なセキトリイワシ科の魚と異なる特徴があったことから2021年に新種として登録されました。

冷凍標本になっているヨコヅナイワシはサンシャイン水族館の飼育スタッフさんが9月16日に駿河湾に生き物の採集に行った際に、深海約2200m付近から採集した個体で、採集されたのは世界で7例目と非常に珍しく、また過去に日本で公開されているヨコヅナイワシは液浸標本でしたが、今回サンシャイン水族館ではより生きている状態に近い姿を見せられる冷凍標本での展示を行っております。

間近でみるとその大きさに圧倒されますが、ヨコヅナイワシは大きいものだと2mくらいまで成長をするのに対してサンシャイン水族館の採集した個体は約135cmと、まだまだ小ぶりの個体のようです。
冷凍標本の展示の近くには、実寸大のヨコヅナイワシのパネルがあるのでぜひ並んで写真を撮って自分とヨコヅナイワシの大きさを比べてみても楽しいですね!

ヨコヅナイワシを見た後はショップ アクアポケットで水族館の思い出になるお土産を見よう!

ヨコヅナイワシの先にあるのは、可愛らしいぬいぐるみから美味しいお菓子まで、様々なお土産を販売しているショップ アクアポケットです。

もちろん「ゾクゾク深海生物2023」のグッズコーナーもあります。

中でも人気で初日に完売してしまった、メンダコのサウナハットは2月18日に再販が決定し、3月にはサンシャイン水族館公式オンラインショップでの販売も予定されているようです!

サンシャイン水族館公式オンラインショップはこちら:https://onlineshop.sunshinecity.jp/

ショップにある様々なお土産から、どれを買おうか迷ってしまう方!今回はサンシャイン水族館のスタッフさんにおすすめのお土産を聞いてみました!

ヨコヅナスウェット


価格:4,500円(税込)

【スタッフさんからのおすすめポイント】
生地やデザイン・配色・サイズ感までこだわったスウェットです。
裏起毛となっており寒い冬にもぴったりの1枚です。ヨコヅナイワシの大きさ同様にオーバーサイズに仕上げました。

ヨコヅナイワシティーバッグ


価格:432円(税込)

【スタッフさんからのおすすめポイント】
香ばしいほうじ茶をヨコヅナイワシの形のティーバッグにしました。
ティーバッグのサイズも大きくヨコヅナ級です。心温まるひと時を過ごせます。

ひとくちグラノーラ


価格:700円(税込)

【スタッフさんからのおすすめポイント】
アーモンドやレーズンなどがギュギュっと詰まった一口サイズのグラノーラです。
ゆるっとしたカワウソのパッケージがとっても可愛いらしく、お土産にも自分用にもおすすめです。

紹介したお土産以外にも、ショップにはサンシャイン水族館オリジナルのグッズも多いので、ぜひお土産を探す際にはチェックしてみてください!

疲れた時はカフェでコラボドリンクを飲みながら休憩!

館内を歩いて疲れた時には、ぜひ屋外エリアにあるタリーズコーヒーで休憩するのがおすすめです!
こちらのカフェでは、可愛いカワウソやペンギンが描かれたパンケーキなどサンシャイン水族館限定のメニューが筆者のおすすめですが、なんと!今回はゾクゾク深海生物2023とのコラボドリンクも登場しました!

ココアの上にはオオグソクムシ、メンダコ、ミドリフサアンコウのイラストが描かれています。オリジナルドリンクが楽しめるのはゾクゾク深海生物2023の期間だけ!
また年間パスポートを持っていると、こちらのドリンクが30円引きで注文出来ます。

見て、触って楽しめる!有料イベント「ゾクゾク深海ツアー」

日時:毎日11:00〜(約40分間)
料金:1名様 800円
参加方法:水族館エントランス 年間パスポート発行カウンターにてお手続きください。

サンシャイン水族館では、水族館のバックヤードが見れる有料の探検ガイドツアーがありますが、ゾクゾク深海生物2023の開催期間中は11時からのツアーは深海ver.になります!

ガイドツアーは飼育スタッフさんがガイドとなって、通常は入ることが出来ない水族館のバックヤードを見る事が出来るツアーです。
筆者も何度か参加していて、館内で1番大きな「サンシャインラグーン」水槽の上に行くことが出来たり、水族館の生き物達の餌を保管している冷凍庫に入れたりするのは、通常のツアーと同様ですが、ゾクゾク深海生物2023の開催期間中は深海ザメの標本に触ることが出来ます!

この日はラブカ、ユメザメ、ヨロイザメ、エドアブラザメの冷凍標本に触ることが出来ました。

サメに触れると鮫肌で痛いのでは?と思いますが、実は画像の矢印のように頭から尻尾に向けて触ると痛くないんです。

触る際には飼育スタッフさんから「頭や歯に触るのは無し」、「尻尾から頭に向けて触ると、怪我をする恐れがある」と触る際の注意事項の説明もあるので、必ず指示に従って触りましょう!

サンシャイン水族館の年間パスポートを持っている筆者も、サメに実際に触るのは今回が初めて!ドキドキしながら触ると、同じサメの仲間でもエドアブラザメはイメージしていたザラザラした感触はなく、ツルツルに近い感触に最初は驚きました。
その後にラブカやヨロイザメを触ると、想像通りのザラザラした質感にサメに触れているという実感がとても強くなりました。

深海ツアーは毎日11時から開催していて、ツアーの案内をするのは魚類を中心に館内にいる生き物達を担当している飼育スタッフさんなので、魚たちについて聞いてみたい事があるときは質問してみると、様々な話が聞けるので気になった事があったら聞いてみるのがおすすめです!
取材した日は偶然にもヨコヅナイワシの採集に立ち会った飼育スタッフさんがガイドをして下さったので、道中では採集時の話も聞くことが出来ました。

ぜひゾクゾク深海生物2023の開催中しか体験できない「深海ガイドツアー」に参加してみてはいかがですか?

サンシャイン水族館での深海生物のイベントの取材は初だったライター「ハセ」の感想

【コメント】
今回は人生初の「バックヤードツアー」を体験してきました。
ツアーでは、水槽を上から見れたり、餌が管理されている冷蔵庫へ入れたりなど、水族館の裏側を一通り見ることができます。
また、水族館では展示していない深海ザメ達の標本に触れるコーナーもあり、今だからこそできる体験に思わず童心に返ったように楽しめました。

その他館内では、国内初展示となる大型の深海生物「ヨコヅナイワシ」の貴重な冷凍標本も見ることができます。
「ゾクゾク深海生物2023」は3月12日(日)まで開催してますので、寒さが和らいだ頃に足を運んでみるのもいいかもしれませんよ。

ゾクゾク深海生物2023について、サンシャイン水族館の飼育スタッフさんに質問してみた!

開催中の「ゾクゾク深海生物」について、サンシャイン水族館の飼育スタッフさんに質問をしてみました!

Q.サンシャイン水族館では2018年から深海生物に注目したイベントを毎年行っていますが、深海生物に注目しようと思ったきっかけはなんですか?

【飼育スタッフさん】
形態や生態に様々な特徴を持つ深海生物の魅力、及びサンシャイン水族館による深海生物調査の取り組みを皆さまに少しでも知っていただけたらと思い、当イベントの企画に至り、7回目の開催となる毎年好評いただいているイベントです。

サンシャイン水族館が自ら入手した生体、標本、映像等を展示し、深海生物の不思議さや面白さをお子様にもわかりやすく伝えていきたいと思っております。

Q.「ゾクゾク深海生物2023」では、 国内初展示となるヨコヅナイワシの冷凍標本の展示がありますが、ぜひここに注目して見て欲しいポイントはありますか?

【飼育スタッフさん】
①鱗がそろった姿が見られるところ!
セキトリイワシの仲間は、鱗が剥がれやすいことが特徴であり日本に存在する標本もそのほとんどが鱗の大部分を失っています。鱗がここまできれいにそろっている標本は、恐らくサンシャイン水族館が採集したこの1個体だけかと自負しております。

②大きく膨らんだ腹部!
これまで採集されてきた6個体のヨコヅナイワシと比べても、当館が採集した個体は魚体重が最も重いことが分かっています。また、大きく膨らんでいる腹部にも注目しており、卵を持っている成熟個体である可能性もあるのではないかと考えています。

Q.サンシャイン水族館では2022年に国内最長展示を記録した メンダコ、日本で初めて孵化に成功したゾウギンザメなど、様々な記録に残る深海生物も多いですが、深海生物の飼育で大変なことはなんですか?

【飼育スタッフさん】
餌を食べてもらうことです。
深海生物は、何を餌としているかまだまだ解明されていないことが多いので餌を水槽で食べてくれないことも多いです。とりあえず、片っ端からいろいろな餌の種類、大きさ、形を工夫して試していきます。そうすると、何かをきっかけにご飯を食べだしてくれる時もあるのでそれは大変嬉しい瞬間です。
生き物にとって、餌を食べない=死 を意味するので、できる限り毎日給餌はトライします。

Q.逆に嬉しい事・感動した事があったら教えてください!

【飼育スタッフさん】
同上ですが、深海から連れてきた個体が、餌を食べるようになって長生きしてくれていることが嬉しいです。
昨年搬入したミドリフサアンコウやフウリュウウオが、現在も元気に水槽で暮らしていて、ミドリフサアンコウは2年連続展示水槽にデビューできました!(1年で大きく成長しました。)
水族館にくるまでの過酷な状況に耐えてくれた後に、今もお客様を楽しませてくれている生き物達には感謝しかありません。よく頑張ってくれてるね、ありがとう。という気持ちでいます。

Q.サンシャイン水族館で今注目して欲しい生き物がいたら教えて下さい!

【飼育スタッフさん】
館内に入ってすぐに展示しているドローンで採集してきたトリノアシと、「冷たい海」水槽のエリアにいるミズダコです。
ミズダコはぜひメンダコとの違いや似ているところなど、見比べてみていただきたいです。

ゾクゾク深海生物2023だけじゃない!屋外エリア マリンガーデンにも注目!

サンシャイン水族館には「ゾクゾク深海生物2023」で大注目の深海生物たち以外にも、魅力的な生き物達がたくさんいます。
今回は筆者がぜひ注目して欲しい屋外エリア マリンガーデンにいる生き物達を紹介いたします。

サンシャイン水族館のニューヒロイン!カリフォルニアアシカの「ミライ」

サンシャイン水族館では、オタリアとカリフォルニアアシカの2種類のアシカを飼育しています。
カリフォルニアアシカは、マリンガーデンにサンシャイン水族館で1番大きな生き物のチャップと、その隣の水槽にはチャップの子どものチャパとその母親パコが暮らしています。
オタリアたちは不定期に行われる「いきものディスカバリー」の際にステージの上でトレーニングする姿を見せてくれます。

過去の記事でもアシカ達については何度か紹介したのですが、最近はとあるアシカがサンシャイン水族館の人気者を目指して奮闘しています。それがカリフォルニアアシカの「ミライ」です。
ミライは2020年にチャップのお嫁さん候補として、サンシャイン水族館にやって来ました。現在4歳になったミライはオタリアたちと共に「いきものディスカバリー」で姿を見せてくれていたのですが、最近はサンシャインアクアリングでのデビューに向けて修行中のようです。

サンシャインアクアリングはドーナツ状の水槽を泳ぐアシカを下から見る事が出来る人気の水槽です。
以前はオタリアの「テン」、カリフォルニアアシカの「パコ」と「チャップ」が交代で泳いでいましたが、「チャパ」の誕生以降はパコが子育て中なのもあるのか、筆者が水族館に行くとよくテンが泳いでおり、その様子は過去にも記事で紹介いたしました。

しかし昨年テンが天国にいってしまい、それ以降はテンの後任の人選(アシカ選?)が気になっていたのですが、ミライに白羽の矢が立ち、現在はサンシャインアクアリングで毎日泳げるように修行の日々のようです。

ぜひ頑張るミライについて知っていただきたいと思い、サンシャイン水族館の飼育スタッフさんにミライについて質問してみました!
Q.ミライはどんな性格のアシカですか?

【飼育スタッフさん】
大きな声が特徴で、サンシャイン水族館で断トツ1位のおしゃべりアシカです。
ホースで遊ぶのが大好きで片付けると怒ることも…。また物覚えが早く、とにかく元気いっぱい!特にごはん前のアピールが尋常じゃないです。

Q.ミライのチャームポイントや、ここを見ればミライだと分かるところがあったら教えて下さい

【飼育スタッフさん】
ミライは見た目では特にこれといった特徴がなく(強いて言えば、まだ4歳なので体は小さいです。が、63㎏あります)、ここを見ればミライだと分かるところをいくつか挙げると…

ミライはよくサンシャインアクアリングの水中からお客様のことをじーっと観察したり、ステージでトレーニングをしているアシカをじーっと見ていたりしています。他にもよくアクアリングで元気いっぱいに泳いでいたりもします。
熱い視線を感じたり、勢いよく泳ぐアシカがいたら……それはミライかもしれません。

他にも氷で遊ぶのが好きなミライ。氷を与えると、サッカーボールを蹴るように、水中で氷を蹴って(吻先で押して)遊んでいます!
見事なボール回しならぬ、氷回しをしているアシカがいれば……それはミライかもしれません。

また先ほども紹介したのですが、ミライはおしゃべりなアシカなので、「グギャーー」という声が聞こえると思ったら、それはアクアリングにいるミライのお喋りしている声かもしれません。 

Q.飼育スタッフさん達イチオシのミライの写真を見せて下さい!

【飼育スタッフさん】
Twitterでも紹介した「フードを被っているかのような姿」のミライの写真です。
あの乾き方はミライ以外、見たことがないです!毎日乾き具合は変わりますが、ミライは割とあの乾き方の姿を見れることは多いです。
朝、あの姿でこちらを見つめてくるミライには、朝から笑顔をもらえます。

ちょうど取材の日はカフェでの休憩を終えて店を出ると、サンシャインアクアリングからバックヤードに帰るミライと遭遇しました。
この日は近くの機械の音が怖かったのか、なかなかサンシャインアクアリングから出てこないミライ……筆者も「頑張れミライ!」と心の中でエールを送りながら見守っていました。

階段も器用に降りて来たミライは見守っていたたくさんのお客様へのアピールもしっかりと行い、バックヤードへと帰って行きました。
まだミライはデビューに向けて練習中のアシカなので、もしもミライに会えたらラッキー!ぜひミライの泳いでいる姿を写真に撮ってあげてください!

動く姿は見られないけれど、実はパネルにもこだわりがある「草原のペンギン」

サンシャイン水族館では、生きたペンギンを間近で見られる「草原のペンギン」と、頭上をスイスイ泳ぐペンギンの姿を楽しめる「天空のペンギン」の2種類の水槽でペンギンを見る事が出来ますが、近県にて鳥インフルエンザの発生が確認されたことを受けて草原のペンギンでのペンギンの展示は休止となっております。

しかし休止期間中でも、意外な手段で楽しませてくれるのがサンシャイン水族館!「ペンギンいないのか」と、思いながら草原のペンギンに向かうと……。

パネルですがペンギンはいます!たくさんのペンギンのパネルに驚くかもしれませんが、ペンギンが展示されている時もこのくらいの数のペンギン達が草原のペンギンでは暮らしています。

一見すると同じに見えるペンギンのパネルですが、こちらは実際にサンシャイン水族館で暮らしている違う個体のペンギンを1匹ずつパネルにしているんです。よく見ると模様や名札代わりになっている翼のリングなどが違います。

展示に関しては再開は未定ですが、パネルのペンギンはペンギンの展示が休止している期間しか見る事が出来ないレアなものなので、ぜひ記念に写真を撮って、ペンギンの展示再開後に水族館に来た際にパネルになっているペンギンを探してみて下さい!

サンシャイン水族館(通常営業) 概要

所在地:東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル・屋上
営業時間:10:00~18:00 ※最終入場は終了1時間前 ※変更の場合あり
入場料:大人(高校生以上)2,400円~、こども(小・中学生)1,200円~、幼児(4才以上)700円~  ※3/18より料金改定あり
問合せ先:サンシャイン水族館 03-3989-3466 https://sunshinecity.jp
※日時指定チケットの購入、または日時指定WEB整理券の取得が必要な場合がございます。詳しくは、水族館 ウェブサイトをご確認ください。
※状況により、内容・スケジュールが変更になる場合がございます。
※画像はイメージです。※金額はすべて税込です。
※サンシャイン水族館ではお客様に安心してご来館いただくため、新型コロナウイルス感染症拡大防止に努めております。ご来館の際には、ご理解とご協力をお願いいたします。詳しくはサンシャイン水族館 ウェブサイトをご確認ください。https://sunshinecity.jp/aquarium/news/entry-14803.html