4月13日より開催となった大阪万博では、施設内の様々なレストラン、カフェにて各国のグルメを味わうことが出来るので、ついついどのお店にするか迷ってしまいそうですね。
そんなレストランの中で、今回は世界各国から訪れるすべてのお客さまに向けて、日本や世界の食文化の代表的なシーンを、快適でエレガントな空間の中で演出し、ハイレベルなサービスとともに提供する「ラウンジ&ダイニング」について紹介していきます。

「ラウンジ&ダイニング」基本情報

場所:東ゲートゾーン E14-11
提供タイプ:ラウンジ&ダイニング
営業時間:10:00~21:00
座席数:260 席

支払い方法

EXPO 2025 デジタルウォレット
クレジットカード
QRコード決済 (利用可能な決済方法は店舗情報でご確認ください)
電子マネー決済 (利用可能な決済方法は店舗情報でご確認ください)

予約受付

予約は可能です。予約ページ別のタブで開くから予約してください

メニューの特徴

アレルゲン情報がある
アルコールを提供している
ベジタリアン対応メニューがある
ヴィーガン対応メニューがある
ハラル対応メニューがある
テイクアウト:不可
離乳食・介護食の持ち込み:可能

お店の外観・内装

ビュッフェエリアの座席からは大阪湾の景色が一望出来ます。

メニューも豊富!様々な食文化に対応

「ラウンジ&ダイニング」のメニューとドリンクはコカ・コーラ ボトラーズジャパンと、ファミリーレストラン「ロイヤスホスト」などを運営しているロイヤルホールディングスが協力して、世界中から大阪万博に訪れる皆様に楽しんでもらえる食事を提供しております。

メニューの中には未利用魚、国産ジビエ、大豆ミートなどサステナビリティに配慮した食材も使われております。

私もその中からジビエのコロッケと肉団子、ヒラを使用したショートパスタを試食しました。
人生初ジビエだったのですが、、ジビエのイメージの1つにあった臭みなどは感じることが無く、非常に美味しかったです。
ヒラのショートパスタも、ヒラは小骨が多く食べにくい魚ですが、骨切りをしてミンチにしてショートパスタと組み合わせることで食べやすくなっております。

またサイズも少量で取り易いので、色々な料理を楽しみたいビュッフェでは嬉しいですね!

ビュッフェ以外にコース料理も!

「ラウンジ&ダイニング」にある「カウンター専門店エリア」では、目の前でシェフが鉄板料理を調理してくれる『うかい亭 大阪』の鉄板料理のコースメニューと、目の前で職人が握ったこだわりの寿司が楽しめる『鮓 晴日(すしはれのひ)』の2種類のコースメニューがございます。

コースメニューについてはこちらをご確認ください。
https://lounge-dining-expo.jp/banpaku/menu/course/

『うかい亭 大阪』の鉄板料理


『うかい亭 大阪』では目の前で神戸牛のステーキを焼いていて、その隣では鮑が蒸し焼き(岩塩蒸し)となっております。
鮑はじっくりと蒸すことで、蒸し焼きに使われている昆布の旨味がしっかりと染み込みます。

鮑の岩塩蒸し 海藻バターを試食させていただきましたが、中までしっかりと火が通っているのに柔らかく、味付けの濃厚なバターと海藻が相性抜群で、海藻のいい香りが鼻を抜けていくような味わいはもう1口食べたい!となるほどでした。

『鮓 晴日(すしはれのひ)』の寿司


『鮓 晴日(すしはれのひ)』では、目の前で職人が握った寿司を味わうことが出来ます。
寿司のネタはもちろん、シャリにもこだわっていて、お米はお寿司に合わせて宮城県産のササニシキを使用しております。


またこちらは「抜き板」と呼ばれる関西でしか使われない寿司の道具です。
関東で生まれ育った私は初めてみる抜き板と、そこに綺麗に並べられた寿司の美しさから目が離せなくなりました。

コースには鮑の焼き物がついているものもあり、今回そちらを含めた一部のメニューを試食させていただきました。

鮑に乗っているのは山椒です。ピリ辛な山椒の風味が鮑の美味しさを引き立てていて、味わうように何回も噛みしめて食べました。


カウンターにある炉釜は、最後に職人が抹茶をたてて提供するためのものだそうです。

レセプションルームでは、個室でフレンチ料理のコースを楽しめる

「ラウンジ&ダイニング」では、個室でフレンチ料理のコースを楽しむことも出来ます。

レセプションルームにはそれぞれ「さくら」「はなみずき」「はなしょうぶ」など、花の名前がつけられております。

料理はフレンチのフルコースとなっており、コース料理についてはシェフの青木さんと、ソムリエの町田さんからも丁寧な説明がありました。

【青木さん】
1番大きなこだわりとして「ロイヤルホールディングスのこだわりを面で表現すること」です。
何故面かというと、たくさんのこだわりが無数にあり、その点の集まりが私たちのお料理の提供、お客様へのおもてなしに繋がっております。

1つ1つの食材、調理法を話していくと長くなってしまいますが、食材は大阪を中心とした近畿エリアのものを多く取り入れており、特にメインディッシュの神戸牛はご協力いただいた数多くの皆様のおかげで、大阪万博での提供が可能な環境が整いましたので、ご来店いただく皆様にも楽しんでいただけたらと思います。

【町田さん】
こだわりのある食材を集めており、私たちは実際にその生産者のところまで足を運び、実際に目で見て・体験して、それをお客様に伝える役割を担っております。
生産者の思いの詰まった一皿をお客様の元までお届けして、大阪万博にしかないレストランを楽しんでいただけたらと思います。

町田さんの襟にはソムリエの認定バッジと共に、1970年の大阪万博の青いバッジが輝いております。
1970年の大阪万博にセントラルキッチンとして出店し、それが後のファミリーレストラン「ロイヤルホスト」に繋がっております。
当時の思いが込められたバッジを託された町田さんは、次の万博への思いを託しながら日々このバッジと共にお客様へのおもてなしをしております。

今回私もコースメニューの一部を試食させていただきました。

青木シェフもお話されていた神戸牛のステーキは、噛んだ瞬間から肉汁が溢れ出て、噛んでいる間もソースに入っているトリュフのいい香りが鼻を通っていくようで、味だけでなく香りまで美味しかったです。ステーキに添えられているのはポテトのニョッキも初めて食べましたが美味しかったです。
海鮮の旨味がギュッと詰まっているブイヤベースは、伊勢海老を使用しており、こちらも非常に美味しかったです。

食材にもこだわり、個室で楽しく会話とコース料理を楽しめるレセプションルームでのお食事、ぜひ皆さんも足を運んでみて下さい。

あとがき

今回は大阪万博にある「ラウンジ&ダイニング」について紹介いたしました。

ビュッフェはメニューの多さから、どれを食べようか迷ってしまいましたが、スタッフの皆さんがどんなメニューか丁寧に説明されて、甘さが控えめなデザートを食べたいと伝えたらレモン味のマカロンをおすすめしてくださりました。

料理はもちろん、それを作るシェフ、提供をするスタッフ、皆さんが作り出す空間での食事は最高の時間になること間違いなしです。

『うかい亭 大阪』、『鮓 晴日(すしはれのひ)』、レセプションルームでのお食事は予約が必要となりますので、予約をお忘れなく。
ご予約はこちら:https://lounge-dining-expo.jp/banpaku/