MetaTrader 4(MT4)は、FX取引において非常に強力なプラットフォームですが、初期設定のままでは使いにくいと感じるかもしれません。そこで、本稿ではMT4を最大限に活用するためのカスタマイズ方法、特にチャート設定と便利機能に焦点を当てて解説します。

MT4のデフォルト設定は、背景が黒でローソク足が緑色で表示されます。この配色やローソク足の色、グリッドの表示などを変更することで、チャートの見やすさを向上させることができます。


 

 

       
    • 背景色の変更: チャート上で右クリックし、「プロパティ」を選択。色のタブから背景色を変更します。

 

       
    • ローソク足の色の変更: 同様にプロパティから、「バー」タブを選択し、上昇バー、下降バー、強気ローソク足、弱気ローソク足の色をそれぞれカスタマイズします。

 

       
    • グリッドの表示/非表示: チャート上で右クリックし、「グリッド」を選択することで、グリッドの表示/非表示を切り替えることができます。

 

     


 
 

MT4 https://fxgt.com/ja/metatrader-4-for-windows/ では、様々なテクニカル指標をチャートに追加し、分析に役立てることができます。移動平均線、RSI、MACDなど、自分に必要な指標を追加し、パラメーターを設定しましょう。


 
 

カスタマイズしたチャート設定は、「定型チャート」として保存することができます。これにより、異なる通貨ペアのチャートを開いた際にも、同じ設定を簡単に適用できます。

MT4では、複数のチャートを同時に表示することができます。ウィンドウメニューから「整列」を選択することで、チャートを自動的に整列させることができます。


 
 

チャートの設定をテンプレートとして保存することで、複数のチャートに同じ設定を適用できます。

MetaTrader 4のカスタマイズ方法:チャート設定と便利機能を紹介


 
 

MetaTrader 4(MT4)は、FX取引において非常に強力なプラットフォームですが、初期設定のままでは使いにくいと感じるかもしれません。そこで、本稿ではMT4を最大限に活用するためのカスタマイズ方法、特にチャート設定と便利機能に焦点を当てて解説します。


 
 

1. チャート設定のカスタマイズ


 
 

1.1. チャートの表示設定


 

MT4のデフォルト設定は、背景が黒でローソク足が緑色で表示されます。この配色やローソク足の色、グリッドの表示などを変更することで、チャートの見やすさを向上させることができます。


 

 

       
    • 背景色の変更: チャート上で右クリックし、「プロパティ」を選択。色のタブから背景色を変更します。

 

       
    • ローソク足の色の変更: 同様にプロパティから、「バー」タブを選択し、上昇バー、下降バー、強気ローソク足、弱気ローソク足の色をそれぞれカスタマイズします。

 

       
    • グリッドの表示/非表示: チャート上で右クリックし、「グリッド」を選択することで、グリッドの表示/非表示を切り替えることができます。

 

     


 
 

1.2. テクニカル指標の追加と設定


 

MT4では、様々なテクニカル指標をチャートに追加し、分析に役立てることができます。移動平均線、RSI、MACDなど、自分に必要な指標を追加し、パラメーターを設定しましょう。


 
 

1.3. 定型チャートの保存


 

カスタマイズしたチャート設定は、「定型チャート」として保存することができます。これにより、異なる通貨ペアのチャートを開いた際にも、同じ設定を簡単に適用できます。


 
 

2. MT4の便利機能


 

2.1. 複数チャートの表示と整列


 

MT4では、複数のチャートを同時に表示することができます。ウィンドウメニューから「整列」を選択することで、チャートを自動的に整列させることができます。


 
 

2.2. テンプレート機能


 

チャートの設定をテンプレートとして保存することで、複数のチャートに同じ設定を適用できます。

2.3. 通貨ペアの表示/非表示設定


 

「気配値表示」ウィンドウでは、取引可能な通貨ペアの一覧が表示されます。不要な通貨ペアを非表示にすることで、必要な通貨ペアを見つけやすくすることができます。右クリックメニューから「表示しない」を選択することで、通貨ペアを非表示にできます。また、「すべて表示」を選択すれば、再びすべての通貨ペアが表示されます。


 

2.4. ワンクリック取引


 

MT4には、ワンクリックで注文を発注できる機能があります。チャート上または気配値表示ウィンドウから、直接注文を発注できるため、迅速な取引が可能です。ただし、誤発注のリスクもあるため、慎重に利用する必要があります。設定は、チャート上で右クリックし、「ワンクリック取引」を選択することで有効/無効を切り替えられます。


 
 

2.5. アラート機能


 

指定した価格に到達した際にアラートを通知する機能があります。これにより、チャートを常に監視する必要がなくなり、取引の機会を逃すリスクを軽減できます。アラートの設定は、ターミナルウィンドウの「アラート設定」タブから行います。


 
 

2.6. 自動売買(EA)の利用


 

MT4の最も強力な機能の一つは、自動売買(EA:Expert Advisor)を利用できることです。EAをチャートに適用することで、プログラムされたルールに従って自動的に取引を行うことができます。EAの利用には、プログラミングの知識が必要となる場合がありますが、公開されているEAを利用することも可能です。EAの適用は、ナビゲータウィンドウからEAをチャートにドラッグ&ドロップすることで行います。

 

3. MT4のメニューバー機能

 

3.1. ファイル(F)メニュー


 

新規チャートの作成、定型チャートの適用、プロファイルの保存/読み込みなど、ファイル操作に関する機能が格納されています。

 

3.2. 表示(V)メニュー


 

ツールバーの表示/非表示、気配値表示ウィンドウ、データウィンドウ、ナビゲータウィンドウ、ターミナルウィンドウの表示/非表示を切り替えることができます。

 

3.3. 挿入(I)メニュー


 

ライン、チャネル、フィボナッチ、図形などのオブジェクトをチャートに挿入できます。

 

3.4. チャート(C)メニュー


 

表示形式(ローソク足、バーチャート、ラインチャート)の変更、時間足の変更、インジケータの追加、定型チャートの適用など、チャート表示に関する設定を行うことができます。

 

3.5. ツール(T)メニュー


 

オプション設定、MetaQuotes Language Editorの起動、ヒストリーセンターへのアクセスなど、高度な設定を行うことができます。

 

3.6. ウィンドウ(W)メニュー


 

複数のチャートの整列、アクティブなチャートの切り替えなど、ウィンドウの管理に関する機能が格納されています。

 

3.7. ヘルプ(H)メニュー


 

MT4のヘルプドキュメントへのアクセス、オンラインアップデートの確認などを行うことができます。


 
 

4. まとめ


 

MT4は、カスタマイズすることで、より快適で効率的な取引環境を構築できます。本稿で紹介したチャート設定や便利機能を活用し、自分にとって最適なMT4環境を構築してください。継続的な学習と試行錯誤を通じて、MT4の機能を最大限に引き出し、取引の成功を目指しましょう。